ホームページは完成したらすぐに公開したくなるものです。
しかし、公開直前の“ちょっとした見落とし”が大きな機会損失につながることも少なくありません。
たとえば、お問い合わせフォームが正常に動いていない。スマートフォンで表示が崩れている。検索結果に表示されない設定のままになっている。
こうしたミスは、公開後に気づくケースが非常に多いのが実情です。
この記事では、ホームページ公開前に必ず確認しておきたいチェック項目を解説します。
そこで、実務レベルの視点で、わかりやすくお伝えします。
ホームページ公開前チェックが重要な理由
信頼を損なうリスクがある
誤字脱字やリンク切れ、表示崩れなどはユーザーに不信感を与えてしまいます。
また、特に企業サイトでは、「この会社大丈夫かな?」という印象につながりかねません。
機会損失につながる
見落としの中でも特に多いのが「お問い合わせ周りの不具合」です。
せっかく興味を持ってくれたユーザーがいても、フォームが正常に動かなければ意味がありません。
そのため、そのまま離脱してしまうことになります。
ホームページ公開前チェックリスト7項目
ここからは、実際の現場でも必ず確認しているチェック項目をご紹介します。
なお、チェックリストとして活用しながらご覧ください。
また、公開前チェックリストはこちらから無料でダウンロードできます。
ぜひご活用ください。

① 表示・デザインの確認
・スマートフォン・PCで表示が崩れていないか
・主要ブラウザ(Chrome / Safariなど)で問題がないか
・画像やテキストが見切れていないか
スマートフォン閲覧が主流の現在、表示崩れは離脱や機会損失に直結します。
そのため、見た目のチェックだけで終わらせないようにしましょう。また、ユーザーが迷わず行動できる導線になっているかまで確認しておきましょう。
単なる表示崩れの有無だけでなく、視認性や操作性といったUIデザインの基本が守られているかもあわせて振り返っておくと安心です。
UIデザインの基礎については、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
関連記事:UIデザインの基本知識と改善テクニックまとめ Vol.1
② リンクの確認
・内部リンクが正しく遷移するか
・外部リンクが切れていないか
・404エラーになっていないか
リンク切れはユーザー体験を大きく損ない、信頼低下やSEO評価の悪化にもつながります。
公開前には、全ページのリンクを一つずつ確認しておきましょう。実際にクリックして確認するのが確実です。
ページ数が多いサイトの場合は、手作業でのチェックに加えて、無料のリンクチェックツールやGoogle Search Consoleの「ページ」レポートを併用すると、見落としを減らしやすくなります。
③ フォームの動作確認
・実際に送信できるか
・自動返信メールが届くか
・管理者側に通知が届くか
お問い合わせフォームは成果に直結する最重要ポイントです。
送信できるかどうかだけでなく、自動返信が迷惑メール判定されていないかも確認しましょう。
また、エラー時に分かりやすい表示になっているかも大切なポイントです。実際に一件テスト送信して確認しておくと安心です。
フォームの動作確認に加えて、そもそも問い合わせにつながりやすいページ設計になっているかも重要な視点です。
問い合わせが増えるホームページの特徴は、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
関連記事:問い合わせが来るホームページに共通する7つのポイント|デザインよりも大切なこととは?
④ SEO初期設定
・タイトル・ディスクリプションが設定されているか
・見出し構造(H1〜H3)が適切か
・noindex設定になっていないか
SEOの初期設定は検索結果への表示を左右する重要な要素です。
設定ミスがあると、公開しても検索結果に出てこないという事態になりかねません。
そのため、基本項目を一つずつ丁寧に確認しておきましょう。
公開後によく見られるSEO面での失敗パターンについては、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
関連記事:「かっこいい」だけでは売れない?BtoBホームページに本当に必要なデザインと、中小企業が陥る罠
⑤ 表示速度・軽さ
・画像が重すぎないか
・不要なスクリプトが読み込まれていないか
表示速度はユーザー体験とSEOの両方に影響します。
読み込みが遅いと感じるサイトは、それだけで離脱率が上がってしまいます。
そのため、実際にスマートフォンで開いてみましょう。体感的なストレスがないかも確認しておきたいポイントです。
数値で確認したい場合は、Google公式の「PageSpeed Insights」などの無料ツールが便利です。スコアが低い場合は、画像をWebPなどの軽量な形式に変換するだけでも改善が期待できます。
⑥ セキュリティ・基本設定
・SSL(https化)がされているか
・管理画面の基本設定
・スパム対策
セキュリティ対策はサイト運用の前提です。
不備があると、情報漏洩や改ざんなどのリスクにつながります。
そのため、基本設定を公開前にひと通り見直しておくことをおすすめします。
WordPressで構築している場合は、テーマやプラグインを最新版に更新し、使用していないプラグインを無効化・削除しておくことも、セキュリティリスクを下げるうえで効果的です。
⑦ 計測・分析設定
・Googleアナリティクスの設定
・サーチコンソールの登録
・コンバージョン計測
公開後の改善にはデータが不可欠です。
計測設定が不十分だと、公開後の振り返りができません。どれだけアクセスがあったのか、問い合わせにつながったのかが分からなくなってしまいます。
ツールを導入するだけでなく、実際に数値が計測できているかまで確認しましょう。
公開前に、忘れずにチェックしておくことが大切です。
特に地域のお客様を対象とするビジネスの場合は、Googleアナリティクスやサーチコンソールに加えて、MEO(マップ検索対策)の計測も重要です。
以下の記事でも詳しくご紹介しています。
関連記事:中小企業のMEO対策とは?ホームページ制作会社が教える基本と成果を出すポイント

サイトリニューアルの場合に追加で確認したいチェックリスト
ここまでの7項目は、新規公開・リニューアルどちらにも共通する内容です。
ただし、既存サイトをリニューアルする場合は、これに加えて「今ある資産をどう引き継ぐか」という視点も欠かせません。
リニューアルでよくある失敗パターンや進め方については、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
関連記事:ホームページリニューアルで失敗しないために|成果につなげるポイント
既存ページのリダイレクト(301)設定
URLが変わるページがある場合は、301リダイレクトを設定しておく必要があります。
設定が漏れると、これまでの検索評価がリセットされてしまうことがあります。
そのため、忘れずに設定しておきましょう。
アクセスが多いページ・検索順位が高いページの洗い出し
リニューアル前に、現在のサイトでどのページにアクセスが集まっているかを確認しておきましょう。
また、どのキーワードで上位表示されているかも確認しておきます。
これらのページは、リニューアル後も役割を引き継げるように設計しましょう。
旧サイトのデータ・過去の実績の保存
リニューアルによって削除されるページもあります。
なお、その内容や画像、過去の実績・お知らせなどは、必要に応じてバックアップを取っておきましょう。後から「あの情報が必要だった」となるケースは少なくありません。
URL構造を変更する場合の影響確認
URLの命名規則を変更する場合は、想定より広い範囲に影響が及ぶことがあります。
そのため、変更前に、対象ページ数や外部リンクの状況を確認しておくと安心です。
社内・取引先への告知タイミング
リニューアル直後は、問い合わせ先やページ構成が変わることもあります。
そのため、社内の関係部署や主要な取引先には、事前に案内しておくとスムーズです。
新規公開とリニューアルでは、確認すべきポイントが一部異なります。
「①〜⑦」の基本チェックに加えて、この5項目も意識しておきましょう。
そのため、リニューアルによる機会損失を防ぎやすくなります。
まとめ
ホームページは「公開して終わり」ではありません。
公開前のチェックで、品質が大きく左右されます。特にフォームの動作確認とSEO初期設定は必ず押さえておきたいポイントです。
なお、公開後の運用や改善については、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
関連記事:ホームページは作って終わりじゃない|公開後にやるべき運用や改善とは?
なお、公開前チェックリストはこちらから無料でダウンロードできます。
ぜひご活用ください。
公開前の最終チェックに不安がある方へ
ホームページは公開後に修正することも可能です。
しかし、初期のミスは信頼や機会損失に直結することも少なくありません。
MUUGMUUGは、東京都内の中小企業様のホームページ制作を数多く手がけています。
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制作会社への依頼を検討している場合は、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
関連記事:ホームページ制作会社の選び方|失敗しないためのチェックポイント